2018/07/04

【ニル・アドミラリの天秤】第10話『白亜の鳥籠 -トラウマ-』感想

【感想】

四木沼『私の子を産んでもらう』と、迫られているツグミちゃん。

誰が一番のりで助けてくれるかな~と気になっていたんですが、

間一髪のところで最初にやってきたのは鴻上さんでした~~😍💕💕

ツグミちゃんを逃がし、仮面軍団と戦う鴻上さんは格好良かったです!

結構強いのになぜ大人しく捕縛されていたんだろう…機会を伺っていたのかな?





ツグミちゃんは逃げつつ隠し持ったナイフで応戦しようと身構えたところを、

薔子さんに保護されます。やっぱり彼女はいい人だった😊!!!

逃げようと言うツグミちゃんに対し、


『私はあの人の妻ですもの。望んでここに居るのよ』


と答える薔子さん。四木沼氏にこれ以上罪を重ねて欲しくないから

ツグミちゃんを助けたんだとか…。薔子さんは四木沼を愛しているという事かな?

 気になったのは、彼女にツグミちゃんぐらいの息子がいるという発言😮!!

これは何かのフラグのような気がしてなりませんね~~😏✨✨

『やらなければいけないことがあるから』と言っていましたが、一体…?






逃げている笹乞さんは、汀さんと鵜飼さんと遭遇。

汀さんへの嫉妬心、劣等感…。稀モノを書くことによって自分の小説が売れても、

自分の作品を読みたいから買ってくれているわけではないことはわかっている。

歪んでしまった彼ですが、彼の作品を楽しみにしていたという鵜飼さんの言葉によって

救われたんじゃないかな、と思いました…。聞いていて可哀想に思えてきた。

鵜飼さんが読んで自殺を図った稀モノは、笹乞さんが書いたもの。それでも、


『僕は命を落としかけた。それでも、貴方の物語が好きだ。だから次は貴方の別の物語が読みたい。例え闇の中から生まれても、いびつで醜くても、何処かに愛しさや優しさを孕んだそんな物語が、稀モノではない笹乞藤一郎の本が、僕は読みたい。』


こんなことを言われたらねえ…。そりゃ号泣してしまいますよ。

笹乞さんには罪を償って、また作品を書いて欲しいと思います。

鵜飼さんのように、彼の作品を楽しみにしている読者は居ると思うので😊






百舌山教授に自首を迫る翡翠くん。

ここでは翡翠くんの母親の事について語られていたんですが、

想像はしていたんですけど…やはり百舌山教授の実験体になっていたようです😢

翡翠くんを煽っていた教授が本当に厭らしくて嫌い~~💢💢💢💢💢

私なら力で燃やす。ですが母のアウラ?霊?によって踏みとどまる翡翠くん。


『貴方を殺しはしない。母さんはそんなこと望んでない。お前なんかを殺して、僕が殺人者になることを、不幸になる事を、母さんは望んでいない!!』


このセリフにはグッときました。良い子に育ってるよ…!!

ですが力を使わず、警察に引き渡すと言った翡翠くんを

杖に仕込んだ銃で撃った教授は本当に許さない。許せない。
逃げた百舌山教授はさんと対峙。どうなるんでしょう…。



ツグミちゃんは四木沼に見つかり、地下鉄に繋がる隠し通路へと連れていかれますが、

隼人さんと鴻上さんが駆け、四木沼VS鴻上さんというところで今回は終わります!!

いや~、前回に引き続き次回が気になる終わり方ですよ。

四木沼に隼人さんを殺せと命じられても断っていた鴻上さん、格好良かった✨✨


『俺は選ばれし者じゃない。対して価値のない命だとわかっている。だけど、それでも俺は、あいつだけは守る!!!!』


って。こんなこと言われてみたいですね😍💕 

ちなみに四木沼と鴻上さんは異母兄弟で、四木沼父が召使の女性に産ませた子だとか。

鴻上母の死因や、目は鴻上さんがやったという発言が気になるところです。