2018/03/27

【恋は雨上がりのように】第11話『叢雨(そうう)』感想

今回はちひろさん、喜屋武ちゃんの二人が、

それぞれの友達にかける言葉が印象的でした。

友からの言葉を受け止め、店長とあきらちゃんは何を思うのか。


では以下、ネタバレありますのでご注意ください。


~戻ってきてほしい~

他校の子が、あきらちゃんと同じアキレス腱断裂の怪我から復帰し、

自己新記録をだしている。そして、県大会の本戦にも出ている。


同じ怪我でも復帰している彼女と、復帰していないあきらちゃん。

陸上部のみんなや喜屋武ちゃんにとって見れば、

期待しているからこそ、比較してしまうんでしょうね。

そして可能性があるなら、戻ってきて欲しいと思ってしまう。

周りの期待が本人にとってはちょっとプレッシャーにはなりそうですが。

あきらちゃんの気持ち次第なんですよね~、復帰の問題って。



当のあきらちゃんは月・火・金・土・日とバイトのシフトを入れ、

今は陸上より店長優先?





~喜屋武ちゃんの説得~

学校からの帰り道、喜屋武ちゃんはあきらちゃんを発見し、

声をかけようとするが信号が変わったりとタイミングが悪い。

どうしてこう・・・大事な時に限ってこう・・・邪魔が入るのか(苦笑)



陸上部のグループトークを、退会せず所属したままのあきらちゃん。

当然、南高の倉田選手の自己新が出たことも知ります。

自分の記録が抜かれそうなことに対して焦りとかあるんでしょうか?

うーん、しかし本当に陸上に未練とか無かったら、とっとと退会してそうですからね、

退会しないっていう事はまだ思うところがあるんでしょうね・・・。



バイトのシフトを提出した際、店長は前回のこともあり、

あきらちゃんに陸上をしてほしそうに見えました。

何かを言いかけましたが、本社の会議がある為外出する店長。




そんな中、バイト先に喜屋武ちゃんが来店します。

忘れ物を取りに帰ってきた店長は、二人のやりとりを目撃。

店長、タイミングがよすぎる~~(笑)



陸上部に戻っておいでと言う喜屋武ちゃん。
『このままだとあきらと陸上が…。あたしたちともどんどん離れていっちゃう…。そんなの悲し過ぎるよ!』
自分達との距離が開いていくことだけじゃなく、

あきらちゃんと陸上が離れていくことも気にしている喜屋武ちゃん。

よく、泣くのを我慢できたなと思いました。

復帰は本人の問題ですが、幼いころからずっと一緒に

陸上を楽しんでいるあきらちゃんを見てきた喜屋武ちゃんにとって、

今の状況って、本当につらいものがあったんでしょうね。

しかも復帰できる可能性を、他校の選手に見せられたら余計に。


『いつでもあきらのこと待ってる…』と言って去る喜屋武ちゃん。

もう、喜屋武ちゃん本当に良い子だと思うんですよ、私。

あきらちゃんがどう出るかなあ・・・。







~ちひろさんと店長~

本屋に行った店長は、ちひろさんの本の映画化を彼の本の帯で知りました。

家に帰ると、玄関の前にはちひろさんが居ました。

ちひろさん、『来ちゃった』とか言動がいちいち可愛かったです。

まるで彼女みたい(笑)



ちひろさんが持ってきたコーヒーのサイフォンでコーヒーを入れ、

コーヒーが落ちるまでに短編小説を書き出す二人。

学生時代によくやっていたとか。一分で小説を書くとか、

たとえ短編だとしても、難しそう~!!



デビューし、自分が書いた小説が映画化しても、

ちひろさんにはちひろさんなりの悩みとかがありそうですね。

だから自分の原点の、店長に会いに来たんでしょう。

『お前さっき「前みたいには書けない」って言ったよな。ホントは書けないんじゃなくて書かないんだろ。昔とおんなじような気持ちでなきゃ書いちゃいけねえと思ってんだ。そうじゃねえと過去の自分に失望されちまう。お前を邪魔してんのはお前だよ

店長は色々、歳のせいにして逃げている所がありましたよね。

あきらちゃんからの恋心といい、小説を書くことといい。

ちひろさんにズバッと自分の本心を言い当てられたことによって、

今回店長は筆をとり、小説を書き始めました。

少しずつ変わっていく店長。





~あきらちゃんと陸上~

一方のあきらちゃんは、陸上の靴を取り出し、眺めていました。

バイト中も、喜屋武ちゃんに言われたことを思い出して

気持ちが揺れていたんでしょうね・・・。

あきらちゃんも『走れない』じゃなくて『走らない』ので、

店長と似たようなところで立ち止まっているんでしょうね。


今回、またスマホの忘れ物があったんですが、

以前は走って追いかけたあきらちゃんは、今回はそうしませんでした。

ここでなぜ走って追いかけなかったのか。『走らない』なのか?





あきらちゃんにシフトの確認をする店長が、

『バイトよりもやりたいことがあったらそっちに時間とってもいいよ?』

と言った時、あきらちゃんが『他にやりたいことなんてありません!』と

怒ったのは、店長に突き放されたような感じがしたからなのかなと思いました。

怪我をし、陸上から離れ、色々辛い時期に優しくしてくれた店長。

あきらちゃんは今、燕で言う巣立ちの時なんでしょうね・・・。

でも巣立ちたくない。店長がいるその場所が、心地いい。

でも周りは彼女の復帰を望む・・・。そして他校生の行動から復帰の可能性も見えた。



うーーーーん、あきらちゃん本人は走りたいのか走りたくないのか。

ここが大事なところなんでしょうけど、どうなんだーーーあきらちゃん。

降りしきる大雨。まるであきらちゃんの心が泣いているみたいでした。

ほんとは走りたいんじゃないのかな。